Suica購入奮闘記
東日本には縁がなく、なかなか行かない筆者に東京へ行く機会があった。東京でやりたいことはたくさんあり、限られた時間内で全てをやりきるのは不可能だったものの、Suicaは買っておきたいと思った。Suicaについて調べていると「モノレールSuica」と「りんかいSuica」があることを知り、これらはオリジナルデザインのものであるとのことだったので何としてでも買いたいという気持ちでいっぱいになった。
東京モノレールもりんかい線も乗ったことがなく、全線乗りたいのが本音ではあったがものの時間の都合上、Suicaの購入という目的に絞った。そしてモノレール浜松町に向かった。
モノレール浜松町に接続しているJR浜松町までは山手線に乗った記憶があるがはっきりとしていない。初めての場所ということもあり、浜松町で乗り換えに迷うのではないかと不安だったが案外簡単に乗り換えができた。りんかいSuicaも買うため、どのルートで行くと手っ取り早く目的を達成できるか路線図とにらめっこしていると、天王洲アイルでモノレールとりんかい線が接続していると判明した。これは天王洲アイル下車一択だと確信し、モノレールで浜松町から天王洲アイルまで乗り、天王洲アイルからりんかい線に乗ることにした。この後、新宿方面に向かう予定だったのでベストルート!
いざモノレールに乗ろうとしたが、先発は空港快速で羽田空港第3ターミナルまで通過する。いっそのこと終点まで乗ってもいいかなと思ったものの、終点まで乗っていたらりんかいSuica買う時間なんてないことから次の普通に乗ることにした。
久しぶりのモノレール、そして初めての東京モノレールということにワクワクしながら乗車。
時刻表や乗換アプリなどは参考にせず、その場しのぎであったことから天王洲アイルまで1~2分で着くだろうと思っていたが4分かかった。天王洲アイル下車後、券売機で最小金額の2000円を購入。ペンギンが出てくるんじゃないかと思ったが、ちゃんとオリジナルデザインのSuicaが出てきた。そして、りんかい線の天王洲アイルに向かう。
りんかい線の天王洲アイルは地下にあることから標識を頼りに進んでいく。梅雨を感じさせない青い空の下、5分程(?)歩くと到着した。りんかい線Suicaは当時、1000円のものは窓口でないと購入できなかったことから窓口に赴き、りんかいSuicaを買いたい旨を伝える。すぐに発行していただいた。
これで念願のモノレールSuicaとりんかいSuicaが購入でき、満足した筆者は買ったばかりのSuicaで自動改札を通った。