絶対見ておくべき自動改札機
スポンサードリンク
本四備讃線(茶屋町~宇多津間)の植松駅、木見駅、上の町駅はいずれも無人駅です。これらの駅に設置されている自動改札機はポツンと佇んでおり、やる気のないようにも見えてしまいます。この様子はテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」に登場するなど話題になることがあります。
本四備讃線とは
本四備讃線とは茶屋町~宇多津間を結ぶ31.0kmの路線です。茶屋町~児島間はJR西日本、児島~宇多津間はJR四国が管轄しており、本四間を直通する列車は途中の児島駅で乗務員交代をします。この路線は瀬戸大橋の建設に伴い開業した路線で1988年4月10日に全線開業しました。
この路線は、JR宇野線の岡山~茶屋町間とJR予讃線の宇多津~高松間と合わせて「瀬戸大橋線」と呼ばれることが一般的であることから、本四備讃線という言葉はほとんど使われていません。
植松駅
植松駅は岡山市と倉敷市の境に位置する駅です。約900m先に宇野線の彦崎駅があるため当初は設置予定がなかったものの、地元の要望により設置されました。駅前にはタクシーの営業所があります。
改札内からの様子です。
木見駅
木見駅は倉敷市に位置しています。この駅の様子がナニコレ珍百景に登場しています。また、2017年に「なんだこのまったく改札する気のない自動改札機は…」というツイートにおいて3.7万いいねを突破したものがあります。
改札内の階段から見た様子です。
余談
「木見駅周辺案内」の看板です。
何も案内してない!!
上の町駅
上の町駅は木見駅と同様、倉敷市に位置しています。倉敷市立短期大学の最寄り駅でもあり学生の利用が多いのが特徴です。
改札内の階段から見た様子です。画像中心付近に見えるのが自動改札機です。
3駅の共通点
・1台の自動改札機と近距離の自動券売機が1台設置されている。(全駅同じタイプのもの)
・相対式ホーム2面2線を有する高架駅。
・エレベーター等は設置されておらず階段のみでホームと地上を行き来する必要がある。
・トイレが設置されている。
が挙げられます。
3駅の相違点等
3駅の相違点、特徴的な点を各駅ごとにまとめると以下のようになります。
植松駅
・上りと下りのホームで異なる階段を利用するようになっている。(折り返し階段)
・トイレが水洗式ではない。
・改札機の真横に黄色い点字ブロックが敷かれている。
木見駅
・折り返し階段であるものの、踊り場で上りと下りの階段に分かれている。
・踊り場の位置が上の町駅より低い。
・自動販売機がない。(以前は設置されていた)
上の町駅
・2階部分とも言える踊り場と改札外に自動販売機が設置されている。
・自動改札機横に床面とほぼ同じ色をした点字ブロックが敷かれている。
・改札を入ってすぐの階段は段数が木見駅より多く途中に小さい踊り場がある。
まとめ
どの駅も似て非なる構造をしているものの、ポツンと佇んでおり、やる気のないようにも見える自動改札機があることに変わりはありません。一度訪問してみるとこの他にも新たな発見があるかもしれません。
※関連ツイート
やる気のない自動改札機3選 pic.twitter.com/u6NwPpohHa
— 旅情鉄路 (@ryojo_tetsuro) 2020年3月24日
スポンサードリンク