学校では教えないオレンジカードの知識
JR共通で利用ができるオレンジカードですが2013年をもって発売が終了し、ICカードが普及していることもあり以前に比べ使う機会がかなり減ってきています。ひょっとするとオレンジカードという言葉を知らない人もいるかもしれません。そんなオレンジカードですが、ここではオレンジカードのことについて紹介します。
オレンジカードとは
オレンジカードとはJR各社で利用することができる磁気タイプのプリペイドカードです。1985年から2013年にかけて発売されていました。額面は500円、1000円、3000円、5000円、10000円の合計5種類ありますが、このうち5000円と10000円のオレンジカードは使うことができません。これらのカードを持っている場合は主要駅の窓口にて交換となります。
※磁気異常も同様の対応、日数がかかるとのこと。
カードの絵柄は多数存在し、上の写真のような電車の写真はもちろん、企業広告、アイドルなどがあります。
オレンジカードを手に入れる方法
オレンジカードは先述した通りJR各社において販売を終了していることから金券ショップ、オークション、フリマといった方法でしか基本的に入手することはできません。金券ショップについては取り扱いのない店舗が多いのが実態ですが、都市部は比較的取り扱いをしている店舗が多いです。
金券ショップを中心に額面以下で購入できる場合もあるため、少しでも節約したい方にはおすすめかもしれません。
例
金券ショップA 額面1000円→販売価格995円
金券ショップB 額面3000円→販売価格2970円
オレンジカードの使い方
オレンジカードの使える場所
オレンジカードはJR各社の近距離券売機で使うことができます。ただし、オレンジカードに対応していない券売機が多数存在することから注意が必要です。JR西日本の場合、水色とピンク色の近距離券売機では使うことができます。券売機の上部にオレンジカードと書かれていれば使うことができます。
また、自動精算機のある駅では精算機での乗越し精算で使うことができます。
オレンジカードできっぷを買う方法
オレンジカードできっぷを買う pic.twitter.com/XSqohVjGeE
— 旅情鉄路 (@ryojo_tetsuro) 2019年12月26日
基本的に現金での支払いと違いはありません。支払いの際にオレンジカードを券売機のカード挿入口に入れるだけです。ちなみにICカードできっぷを買うこともできますが、その際もオレンジカードと同様に券売機のカード挿入口に入れます。
Q&A
Q.おつりは出ますか?
A.プリペイドカードのためおつりは出ません。購入するきっぷとの差額が生じた場合は残額として残り次回利用時に使うことができます。
Q.不足分が出ました。どうすればいいですか?
A.次のオレンジカードを入れるか現金を入れてください。オレンジカードは3枚以上は入らないので注意してください。(ひょっとしたら3枚以上入る券売機がある?)
Q.特急券や入場券も買えますか?
A.券売機の種類や駅によって異なりますが、買える場合もあります。
Q.使用期限等はありますか?
A.(今のところ)ありません。
参考文献:https://faq.jr-central.co.jp/detail/faq000079.html 閲覧日2020年5月3日