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すごいぞ!スパイラルエスカレーター!!

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エスカレーターは駅や公共施設など多くの場所に設置されており、日常生活に欠かせないものですが、基本的に歩く歩道(ムービングウォーク)や踊り場のあるエスカレーターであっても形状は直線です。しかし、中にはらせん階段のように曲線を描いた「スパイラルエスカレーター」が存在します。スパイラルエスカレーターとは何か、スパイラルエスカレーターはどこに設置されているのでしょうか。

 

スパイラルエスカレーターとは

スパイラルエスカレーターは、三菱電機が1985年に開発した曲線を描いた形状のエスカレーターです。このエスカレーターは開発後25年間は三菱電機だけしか製造できなかったというくらい高度な技術を必要とするものです。

 

設置場所

日本では36基程度、世界では55基程度設置されているようですが、2013年のデータであることから現在の性格の設置台数は不明です。

 

設置場所については、おそらく一覧が掲載されていないことから詳細については不明ですが、横浜みなとみらい・ランドマークプラザやアクア広島センター街、枚方ビオルネ、アルネ津山、米子 天満屋などに設置されています。スパイラルエスカレーターはTwitterで定期的にバズる傾向があるため、Twitterから検索するとたくさん出てきます。

 

実際に乗ってみる

岡山県津山市にある「アルネ津山」で実際に乗ってみました。ここは1階と2階を結ぶ部分に設置されています。乗った時の動画は以下のツイートに掲載しています。カーブしながら上る(下る)動きに感激しました。

 

 

まとめ

もし、外出先で曲線上のエスカレーターがあれば「スパイラルエスカレーター」だと思います。日常生活でエスカレーターのことはあまり気にすることはありませんが、ちょっと視点を変えて色々なものを観察すると新たな出会いがあるかもしれません。

 

 

参考文献

・キッズ・ウェブ・ジャパン『目の前に広がるパノラマ 曲線で動くエスカレーター』https://web-japan.org/kidsweb/ja/hitech/escalator/index.html 2020年5月25日閲覧

 

三菱電機『三菱スパイラルエスカレーターについての詳しい情報』https://www.mitsubishielectric.co.jp/elevator/catalog/pdf/20100329.pdf 2020年5月25日閲覧