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令和から昭和へタイムスリップ!美作滝尾駅

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津山駅から因美線に乗って3駅目、美作滝尾駅は木造駅舎として、映画「男はつらいよ」のロケ地として有名です。


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美作滝尾駅昭和3年3月15日に開業し、現在に至るまで開業時の駅舎が使われています。かつては貨物の取り扱い駅であったことから当時の建造物や貨物ホームなどが現存しています。

 


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駅舎内の様子です。かつて行われていた手荷物取扱所の看板やきっぷ売り場がきれいな状態で残っておりタイムスリップした気分になれます。また、映画「男はつらいよ」のロケ時の写真が掲げられています。冷暖房は完備していませんが木のぬくもりを感じられ居心地は良いです。

 


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今でもここできっぷが買えそうな気がします。「〇〇までのきっぷを1枚ください」と窓口で言っても返答はありません。かつては駅前のJAつやま神滝営業所で乗車券を販売していた時期もありました。

 


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窓口の奥をガラス越しに覗いてみると、かつての発車時刻表の看板などが置いていました。いつのものかは不明ですが、現在より本数が多くワンマンでない列車が存在しています。

 


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美作滝尾駅は2008年(平成20年)に登録有形文化財に登録されています。

 

 

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駅舎内にもベンチは設置されていますがホームにもベンチが設置されています。

 

美作滝尾駅は駅舎全体がきれいに保たれていたことから地元の方が愛着を持って整美しているのだなと感じました。

 

美作滝尾駅に停車する列車は上下合わせて1日15本(休日は13本)とかなり少ないです。駅近くにバスも走っており本数は列車よりさらに少ない1日3往復ですが、バスで訪れる場合ごんごバスのごんご加茂線「綾部」で下車し徒歩10分程度(約900m)で行くこともできます。

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